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SHIN-ON HANGAの新作 [新作のご紹介]

2013年にSHIN-ON HANGAの製作風景をレポートしましたが、
http://shin-on.blog.so-net.ne.jp/2013-10-24-1
今回、2011年に製作した作品の続編を製作いたしました。

2011年の「大地の音」「海の音」に続き、
今回は『空の音』『火の音』を完成させました。

4部作になった SHIN-ON HANGAをぜひご覧下さい。

これは前のシリーズと同じくMILANO ARTEMATTAが企画したもので
UPIGLIO工房で50部刷られました。

この夏には日本でもご覧いただきたいと考えています。



「大地の音」
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「海の音」
UMI NO OTO 2011_xl.jpg



「空の音」
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「火の音」
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SHIN-ON HANGA2 [新作のご紹介]

SHIN-ON HANGAの製作では、
越前和紙以外にも様々な和紙にて製作しています。

和紙は、コシがあり幾重にも刷り重ねる表現方法には
もってこいの紙質が特徴です。



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いかがでしたでしょうか?
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SHIN-ON HANGA [新作のご紹介]

今回の展覧会に臨むにあたり、
SHIN-ON HANGAのシリーズとして本格的にトライすることになりました。
新しい技法に出会い、眠っていたものに火がついた感じです!

このフェスティバルのために、20点はある程度大きな作品、
小作品を5シリーズぐらい、10点を制作する予定です。

大きな作品の方は、
217x280cmの越前和紙を使い、20回重ね刷りをしています。

今回は製作風景をご紹介します。



和紙に水分を含ませているところ
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最初の版の制作
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黄色のインクを版に着色しているところ
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黄色の第一版が刷り上がって、歓声を起こしながら運んでいるところ
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緑の版画すり終わったところ
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ブルーのインクを着色しているところ
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ブルーが刷り上がったところ
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黒を着色しているところ
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金色を着色しているところ
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最後の版が刷り上がったところ
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完成して、工房の上方からつり下げたところ
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いかがでしたか?

是非感想をお寄せ下さい!
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「ソニーシティ大崎」(東京・品川区)に作品を納品しました [新作のご紹介]

夏の帰日に併せて、新しく作品を製作し納品いたしました。

JR大崎駅前のソニー旧大崎西テクノロジーセンター跡地で再開発中だった
「(仮称)大崎駅西口C地区開発計画」が
「ソニーシティ大崎」として生まれ変わり、2011年7月に竣工しました。

この新しいビルディングの誕生に併せて新しいSHIN-ONを製作し、
無事にメインエントランスに設置されました。

ソニーシティ大崎は地上25階、塔屋1階、地下2階建てで
ソニーを中心としたグループ社員約5,000人の方々が新たに入居するそうです。

巨大な壁面に設置されたSHIN-ONは
大きなアクセントとなったと思います。

また、作品の上にあるダウンライトが、
SHIN-ONに陰影をもたらしてさらに効果的に演出してくれています。



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パブリックアート完成 イタリア・ミラノ [新作のご紹介]

ミラノの市街地よりやや北側にある
アルチンボルディという地区にあるマンションのエントランスに
SHIN-ONの作品を製作しました。

パブリックアートとして、
そこに住まう方々に日々観ていただけることは
大きな喜びです。

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新規作品の製作(イタリア・コモ) 教会のステンドグラス [新作のご紹介]

2011年の1月から2月にかけて、
ミラノより北にあるリゾートエリア「コモ」にある教会に
SHIN-ONの作品を製作しました。

従来の技法に加えて、
SHIN-ONをステンドグラスでも表現するという
新たな試みにチャレンジしました。



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霊安室作品制作について④ [新作のご紹介]

このようなテーマを掲げ、
約2ヶ月工事現場の大総合病院の一角で
一人静かに制作出来たことは、
少なからず「ルネッサンスの作家たちの気持ちを感じることが出来た」という気がします。

特に、今年は自分にとって生命の響きという『SHIN-ON 』をテーマで描き始めて20年目であり、
夏には奈良遷都1300年記念で当麻寺の宗胤院で展覧会をさせて頂けたこともあり、
そのような気持ちになったのだと思います。

そして、イタリアに戻ってすぐにこの場の制作に ごく自然にスムーズに始めることが出来ました。
本当に節目の記念すべき年に成りました。


イタリアでは、このような場が100年、200年 あるいはそれ以上に残され、
生かされていくことが通常です。
それを思うと、改めてイタリアで制作し続ける重要性を感じています。



今後もより意味のある作品制作に精進したいと思っています。
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霊安室作品制作について③ [新作のご紹介]

このような志の元に、
チェリアーニ氏との話し合いから、二つの部屋の基本的な テーマが決まりました。

『 Luogo di Silenzio 』 と『 Rinascita’』  …つまり『沈黙の場』と『再生』です。

『沈黙の場』とは音が消えた後に聞こえるであろう 無声の音、
肉体が消滅したあとの魂の響き、その永遠の旅立ちに耳を傾ける場です。

そして、この部屋の基本カラーを「ブルー」にしようと決まりました。

実は、この霊安室と連動して、もう一部屋の制作も依頼を受けていました。

そのもう一つの部屋が『再生』で( 実際に葬儀にも使われる場)、
魂の冥福を祈りつつ 来生の生命の息吹 きを思い、
残された者が死の現実を見つめることで
今生かされている「生のすばらしさに気付くところ」としました。

こちらの部屋は「錆」をベースにしようと決まりました。


そして、私たち二人がともに思ったこと、
壁に掛け物のように飾ったり、折りたたみのいすなどのような
仮の場を感じさせるものは避け、
部屋全体が穏やかな空間にしようということでした。



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霊安室作品制作について② [新作のご紹介]

日本でもそうかもしれませんが、
イタリアでも、通常「霊安室」というと、
寒々とした真っ白な無機的で冷たい箱のような
単なる死体を安置するの空間でしかないところが多いのです。

そのため、 病院関係者ですら近寄りたがらないところであり、
医師にとってはある意味のタブーの場所のようにも感じます。

また、多くの場合、
病室での死に目に遅れた家族や知人が駆けつけたり、
葬儀の時を待つための"仮の場所"という位置付けでしかないようです。


今、カソリックの国─イタリア─も大きな変化の時期に来ています。

イタリアの人の中でもカソリック以外の人も増えつつあったり、
移民によりイスラーム圏や仏教、その他の宗教信仰者も増え、
社会問題にもなっています。

そのような時代の中で、今回は 宗教・価値観の違いを超えた死者の尊厳と霊の安らぎ、
そして遺族・知人など残された人の悲しみを 少しでも和らげることの出来る空間を
作ることに集中して作品制作に取りかかりました。



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霊安室作品制作について① [新作のご紹介]

日本での夏の個展を終え、
イタリアに戻ってすぐに始めた
新しく建つミラノ郊外の総合病院の霊安室の壁画がようやく完成しました。



今回の依頼はいろいろなことを考える機会を与えてくれました。

小さな空間ながら、「霊安室」という意味深い場所に作品を制作出来たことを
大変光栄に思っています。

空間作りもやっと最終段階に来ました。
このあとは霊安室のための什器が入るのみとなりました。

「ようやく」というものの、実際の制作機関はおよそ2ヶ月。
でも、実際に企画が始まったのは 実に2年前のことでした。

その間 世界経済の状況の悪化や、ロンバルディア州の州知事選等があり、
予算の見直しや設計の変更で、
今まで通り(いわゆるふつうの霊安室のように)無機質な部屋でも良いのでは
という声も聞こえて来ていたところでした。

しかし、この場の設計をされた神父でもある建築家チェリアーニ氏の情熱と
感性で押し通してもらえることが出来ました。

改めて人の出会い 完成させようという意志の強さの大切さを噛み締める
機会になりました。
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