霊安室作品制作について② [新作のご紹介]

日本でもそうかもしれませんが、
イタリアでも、通常「霊安室」というと、
寒々とした真っ白な無機的で冷たい箱のような
単なる死体を安置するの空間でしかないところが多いのです。

そのため、 病院関係者ですら近寄りたがらないところであり、
医師にとってはある意味のタブーの場所のようにも感じます。

また、多くの場合、
病室での死に目に遅れた家族や知人が駆けつけたり、
葬儀の時を待つための"仮の場所"という位置付けでしかないようです。


今、カソリックの国─イタリア─も大きな変化の時期に来ています。

イタリアの人の中でもカソリック以外の人も増えつつあったり、
移民によりイスラーム圏や仏教、その他の宗教信仰者も増え、
社会問題にもなっています。

そのような時代の中で、今回は 宗教・価値観の違いを超えた死者の尊厳と霊の安らぎ、
そして遺族・知人など残された人の悲しみを 少しでも和らげることの出来る空間を
作ることに集中して作品制作に取りかかりました。



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