霊安室作品制作について④ [新作のご紹介]

このようなテーマを掲げ、
約2ヶ月工事現場の大総合病院の一角で
一人静かに制作出来たことは、
少なからず「ルネッサンスの作家たちの気持ちを感じることが出来た」という気がします。

特に、今年は自分にとって生命の響きという『SHIN-ON 』をテーマで描き始めて20年目であり、
夏には奈良遷都1300年記念で当麻寺の宗胤院で展覧会をさせて頂けたこともあり、
そのような気持ちになったのだと思います。

そして、イタリアに戻ってすぐにこの場の制作に ごく自然にスムーズに始めることが出来ました。
本当に節目の記念すべき年に成りました。


イタリアでは、このような場が100年、200年 あるいはそれ以上に残され、
生かされていくことが通常です。
それを思うと、改めてイタリアで制作し続ける重要性を感じています。



今後もより意味のある作品制作に精進したいと思っています。
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