霊安室作品制作について① [新作のご紹介]
日本での夏の個展を終え、
イタリアに戻ってすぐに始めた
新しく建つミラノ郊外の総合病院の霊安室の壁画がようやく完成しました。
今回の依頼はいろいろなことを考える機会を与えてくれました。
小さな空間ながら、「霊安室」という意味深い場所に作品を制作出来たことを
大変光栄に思っています。
空間作りもやっと最終段階に来ました。
このあとは霊安室のための什器が入るのみとなりました。
「ようやく」というものの、実際の制作機関はおよそ2ヶ月。
でも、実際に企画が始まったのは 実に2年前のことでした。
その間 世界経済の状況の悪化や、ロンバルディア州の州知事選等があり、
予算の見直しや設計の変更で、
今まで通り(いわゆるふつうの霊安室のように)無機質な部屋でも良いのでは
という声も聞こえて来ていたところでした。
しかし、この場の設計をされた神父でもある建築家チェリアーニ氏の情熱と
感性で押し通してもらえることが出来ました。
改めて人の出会い 完成させようという意志の強さの大切さを噛み締める
機会になりました。
イタリアに戻ってすぐに始めた
新しく建つミラノ郊外の総合病院の霊安室の壁画がようやく完成しました。
今回の依頼はいろいろなことを考える機会を与えてくれました。
小さな空間ながら、「霊安室」という意味深い場所に作品を制作出来たことを
大変光栄に思っています。
空間作りもやっと最終段階に来ました。
このあとは霊安室のための什器が入るのみとなりました。
「ようやく」というものの、実際の制作機関はおよそ2ヶ月。
でも、実際に企画が始まったのは 実に2年前のことでした。
その間 世界経済の状況の悪化や、ロンバルディア州の州知事選等があり、
予算の見直しや設計の変更で、
今まで通り(いわゆるふつうの霊安室のように)無機質な部屋でも良いのでは
という声も聞こえて来ていたところでした。
しかし、この場の設計をされた神父でもある建築家チェリアーニ氏の情熱と
感性で押し通してもらえることが出来ました。
改めて人の出会い 完成させようという意志の強さの大切さを噛み締める
機会になりました。
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